シングルタスクとマルチタスク
今はシングルタスクの方が推されている
主にビジネス関係の記事でですが、シングルタスクとマルチタスクの比較について書いてあるのを目にすることがあります(シングルタスクは一つの事を集中してやること、マルチタスクは複数の事を同時並行的に行うこと)。
現在主流なのは、マルチタスクは脳に負担をかけ、効率も悪いので、シングルタスクのほうがよい、という考え方のようです。
マルチタスクは、ただシングルタスクをスイッチしてあちこちやることを替えているだけ、という説も。
古い?イメージだと、あれこれ同時にこなせるほうがカッコいいみたいでしたが、そうではないという考え方になってきているのですね。
ちなみに、比較的マルチタスクが得意なタイプやそうでないタイプというのもあるようなので…個人差はありそうです。
しかし私は、マルチタスクが得意とはとてもいえません。
家事はマルチタスク的にならざるを得ない
とはいうものの、家事において純粋にシングルタスクで進めていくのって、難しいというか、不可能ではないですか?
一日のうちに、料理、掃除、洗濯、買い物、子どもの世話…と、様々なことをこなさなければなりません。
今日は料理オンリー!次の日は洗濯のみ!というわけにはいきませんよね。
ある程度行動をまとめるっていうのは、やりようによってはできるかもしれませんが(料理の作り置きなんかはそうかもしれませんね)。
でも、一日掃除ではい終わり、とはなりませんよね。
子どもがいたらなおさらのこと。
まずできる範囲での、家事のシングルタスク化
私自身も、かなり心当たりがあるのです。
料理してたかと思えば洗濯を干したり、その合間に子どもの相手をしたり…すると、もうあっというまに一日が終わります。
一日24時間あるのに、私は何をしてるのかなあ、と思うことも度々。
おそらくはその、行動のスイッチングにエネルギーを使っているんだと思います。
家事の時短をして、少しでも自分の時間を作りたいと思うので、やはりシングルタスクに近づけたいところ。
100%のシングルタスク化は無理なので、できる範囲からやってみたいと思います。
先ほど書いた料理の作り置き、下拵えもそうだし…洗濯物をまとめるというのもありなのかもしれませんね。
毎日しているところを、二日に一度にするとか。
あとは、どうしてもあれこれ細かい仕事をせざるを得ないのなら、一つ一つの仕事を細分化して、その時はその仕事に集中すること、というのも大事なようです。
私は非常にやりがちなのですが、お皿洗いしてる途中で、あ、洗濯機止まったから干してこよう、あ、ゴミ先にださなきゃ…こういうのはダメってことですね。
細かい仕事の一つ一つは、集中してやり遂げる。
今までマルチタスク的だった人にはこれをするのに、慣れるまで訓練が必要なようですが(私も意識しないとできなさそうです)…トライしてみたいと思います。
少しずつでも、効率よく家事を進められるようになれればなあ。