実家から自分の家に帰るとホッとするようになった
気づいたら実家より自分の家がよくなっている
年末年始は地元に帰省されていた方も多いのではないでしょうか。
お嫁さん業に頑張られた皆さま、お疲れさまでございます。
うちは義実家へは去年の夏に帰省をして、飛行機に乗らねばならない遠さなので、この年末年始は免除(?)となりました。
私の実家は近距離なので、ちょくちょく帰るというか、行くのですが…最近しみじみと感じること。
私、実家より自分自身の家の方がホッとするようになってる…。
気づいたとき、ちょっとびっくりしました。
親も年老いつつあるということか
結婚してすぐの頃に実は、その時結婚7、8年になる友人から
『そのうち段々、実家より自分の家の方がよくなるよ~』
ということを言われました。
その時は、自分がまだ家事に慣れていないからか、
『えーなんで?ご飯出してもらえるし、お風呂も入れるし、楽じゃん』
というのが正直な気持ち(私は結婚前まで実家におりました)。
その後息子が生まれ、家事に育児が加わって、ますます実家で過ごす方が楽、という気持ちが強まりました。
…そして何年か経ち、息子も段々と手がかからなくなり(それでもまだ小さいですが、赤ちゃんではないので)。
気づいたら、
『あーなんか、むしろ自分の家にいた方が楽だな~』と…。
どうしてなんだろう。
単純な話、接している時間が長い人や環境の方に、慣れていくということなのかな。
きっと、それと同時に。
親は前ほどは会わないうちに歳を取っていき、自分は30代から40代へとなり、経済的にも人生経験的にもそれなりに上がっていく、自信もつく。
子どもも成長してきて、夫と子どもと自分の家族、がしっかりしてくる。
切ない気もするけれど、こちらの方が、人生のピークというか、盛りに近いところにいるのも関係しているのかもしれない。
そばにいないからか、前ほど親と意見も合わなくなってくるし。
こうやって世代交代していくものなのかな
親に対して上から目線になってしまっていくのが辛いのですが、でも、ある程度は仕方のないことかもしれない。
ここから先、親から守られていたり、助けられていた方から、その反対の立場に変わっていかなければいけないのだと思います。
中途半端に顔は合わせるので(同じ区内に住んでいます)、なかなか客観的に見るばかりにもなれず、頼ったかと思えばイライラしたりもするのですが…。
これからは、親との関係の変化についても、あらためて考えていかなければならないなあと思う今日この頃です。